2016年6月29日水曜日


***facebook等で次のような漫画が話題になっています。28年前の作品だそうです。
後記を読むと、現在の公明党の立ち位置とはあまりに違う内容に、かつての学会員が投稿したようです。その漫画の最後にその方の文章があります。漫画に描かれたことが現実になる恐れが出ています。
まさに当の自公政権による「集団的自衛権行使容認の閣議決定」やそのあとにつづく安保関連法の強行採決による法制化、立憲主義の無視などそれです。その結果どのようになるかを考えてほしいとつくったものでしょう。周りにいる関係者などにも見てもらいたいものです。
 
 
 
 

これは、1988年、僕が12歳の時に創価学会婦人部平和委員会の編纂で第三文明社から出版された『まんが・わたしたちの平和憲法』の最後の章です。
主人公の男の子たちが旅に行っている1年あまりの間に、自覚のない国民が選挙で憲法改正に同意してしまい、その後に起こる悲劇を描いています。

 
















僕はこの時この本を読んで憲法というものについて面白く学びましたが、この章を読んでとても怖くなったことと、それでもこんなことは起こるはずがない、もし起こるような動きがあれば何があっても止めなければ、と幼心に感じたのを覚えています。
もちろんこのまんがは夢の話ですし、極端なところがあるでしょう。しかしこの夢を現実にさせたがっているのが今の政権です。実際に、このまんがのp.184185のような動きはほとんど現実のものとなってきてしまいました。
自民党と組んでいる公明党はもともとこのまんがのような護憲政党だったはずです。しかし、僕に平和憲法を教えてくれた公明党はすでに、その正反対の憲法違反を押し進める側になってしまいました。
今の自公を勝たせてはいけません。彼らは昔の自民党でも、昔の公明党でもありません。
僕が小学校の6年生の時には、社会の時間に第九条の文章を暗唱するテストがありました。
中学校の時には、憲法前文を全文暗記して書くテストがありました。
おかげで今もどちらも諳んじることができます。そうして、世界に誇る憲法だと習いました。
変えてしまうのですか?
第九条の理想は、時の幣原首相がマッカーサーに陳情して憲法となったものだそうです。アメリカに押し付けられたものではありませんでした。
確かに理想的かもしれません。でも日本がその理想の旗を降ろしてしまったら、世界はその理想に近づくでしょうか、遠ざかるでしょうか。
中東の紛争の現場からも、平和主義の日本だからこそ、現地で日本人のボランティアが安全に働けるし信頼されるという声が聞こえてきます。「他国を決して攻撃しない」という旗を下ろしたとき、私達に向けられる国際社会の視線はどうなるでしょうか。
このまんがを編纂したのは普通の主婦の人たちだそうです。
これを読んで何かを感じる方は、どうか声を上げていただきたいと思います。
多くの人にシェアしていただき、感じていただきたいです。身の回りの創価学会の人にも見せてあげてください。
国を守るという美名のもとに国家の名によって殺されるのは、国会議員でも、彼らに投票した大人たちでもなくて、子供たちなのです。
最後にこのまんがの第六章冒頭の文をここに挙げます。
「いま憲法(特に第九条)が変えられる動きがあります。
一人ひとりが憲法に関心を持ち、第九条の平和の心を守っていきましょう。」

 9条の会スタンデングでミニ会話がいっぱいできました!


9条の会のチラシ配りや署名などをしていると、小さな出会いがいろいろあります。
 
昨日、燕の飛ぶ駅前でスタンデングをしました。
私は病院帰りで少し遅れて参加しました。何時ものように受け取らないで過ぎる人、進んでチラシを受け取ってくれる人や、話しかけてくる人など様々ですが、昨日は詳しく話し込む人が何人かいました。

Hさんの弾くギターに耳を傾けていた中年の方は、Hさんも9条の一員かとびっくりしていましたが、話しかけると若いころ組合をやっていたと言います。
署名をお願いすると、戦争はやってはいけないと署名してくれました。その後は地域でカラオケなどで頑張っていることなどを話してくれました。

駅から降りてきた知り合いのSさんは前に頼まれていたと、署名用紙をいっぱいにして渡してくれました。80過ぎのSさんは、戦争の経験もあり、こんな危険な法律を通す政権なのになぜ支持率が変わらないのだろうかと訝っていました。

また、近所のIさんは、私がやっているのに気付き、戻ってきて話しかけてくれて署名をしてくれました。いっぱい出ているからだれに投票すべきか迷っているという話でしたから、「民進党、共産党など戦争法反対の党に。」と話しました。

続いて人待ち顔の方に署名はされましたかと、話すと待っていたかのようにすぐしてくれました。署名しながら、家族がフィリピンで戦死した話をするのでした。

また、同じようにチラシを配っていたTさんはチラシを
受け取った若い女性から「9条の会ね。がんばってください。」と励まされたと喜んでいました。

 こうして昨日は6人でわずか1時間でしたが、いろいろな人とのミニ対話ができた充実した活動でした。

たたんで帰るころには、駅の階段の屋根に巣を作っている燕の雛もお腹がすいたとみえて親燕を呼んでいるような声が聞こえてきました。
さあ、私たちも食べよう飲もうと食事に向かったのでした。(TM記)

2016年6月23日木曜日

改憲勢力に肘鉄を! =かながわ九条の会へ参加して=

 6月4日のかながわ九条の会大集会に参加しての感想を会員の岩井文子さんからいただきましたので紹介します。
 おりしも、22日告示された参院選挙が始まりました。
今までにない大切な選挙になりそうです。それぞれの立場で憲法を守り、戦争させない勢力を伸ばすために奮闘しましょう。
                         (カットは最上さん)


 六月六日「9条かながわ大集会」に「座間9条の会」として参加することができました。

午後からの全体会は1000人以上の参加で茅ヶ崎市民文化会館は満員でした。

講演は鎌田さんと、昨年座間にも来られた小森先生で世界的視野で話されました。

最後は各地の9条の会が紹介され「座間9条の会」も舞台に登壇し、皆で一言ずつ会の報告
 
と訴えをしました。

各地で9条を守ろうと会を作り頑張っていることにとても感激し勇気づけられました。
 
 安倍首相は国民の声を無視して日本の自衛隊に武器を持たせ、世界の宝と評価されてい 
 
る憲法9条を無くそうとしています。
 
 私たちの子どもや孫たちにこの平和憲法を手渡していきたい。絶対に変えさせてはなり
 
ません。来月の710日投票の参院選は9条を守れるかどうかの大事な選挙だと思います。
 
皆で力を合わせ改憲勢力に肘鉄をくわせましょう。        (岩井文子)

2016年6月20日月曜日

「甘利議員のしたことは?」 集会での感想=巨悪をにがさない!


 
**当日の集会に参加した方からの感想をたくさんいただきました。
 甘利議員のしたことへのいかりと、それを許している検察や、制度の問題点など、巨悪を逃して はならない思いがいっぱいです。以下その内容です。
 
1 講演「甘利議員のしたことは?」についてのご意見ご感想、ご意見など

・安倍内閣の重要な地位での強い圧力がかかり客観的証拠もあり検察審査で頑張って起訴にもっていってもらいたい。(70代・男性)

・わかりやすくとても良かった。(70代・女性)

・まあブルジョワ議員ならこういう結果になると思います。1人、1人を告発してもイタチごっこです。システムの問題です。そこを変えていくしかないと思いました。パリコミユーンみたいな議会にしたい。((50代)

・面白い。(50代)

・わかりやすかった。(40代)

・甘利絶対ゆるせないと思う。わかりやすかった。(60代・女性)

・こうゆう人でないと政治の中で権力をつかんでいけないのか。(60代女性)

・決定的な事実があるのに許せない。睡眠障害でも多額な手当は出ている。国民が睡眠障害になってしまう。(60代・女性)

・甘利に対してはこのまま議員に居続けることのないように国民が声をあげましょう。

 (50代・女性)

・原発事故の重大な責任もある。辞めさせたい。(50代・男性)

・起点から現在までの経過がよくわかった。地元の人間だからこそ辞めさせたい。政治家の道義不信。(70代)

・更に深く勉強しなければと思います。(70代・女性)

・まあまあの内容。(80代以上・男性)

・あまりに汚いやり方、舛添えの陰に隠れて乗り切ろうとするのは許せない。八紘一宇の二枚舌のポスターは空いた口がふさがらない。いっぱいイタズラ書きしたいけど、やらない。(60代・男性)

・責任をとって辞めなさい。(80代以上・男性)

・改めて甘利議員の不起訴の不当性を感じた。(60代・女性)

・時代劇の様な事が表に出ても許される世相は危険すぎる。マスコミの堕落が諸悪の根源だと思う。(60代・男性)

・甘利議員は辞職してもらうべきと思います。(80代以上・男性)

・許しがたい行為。なぜ起訴されないのか。ムサシの不正選挙が行われている。自動車税世界一高い国、他維持費含めて高額、世界はほとんど無料です。先進国の中で最低賃金時給800円~900円、地方600円ぐらい、フランス、英国最低賃金1200円です。世界一高い税金増税国です。消費税10%増税による国の格差貧困が生まれる。

 (60代・女性)

・とてもわかりやすくよくわかった。(70代・女性)

・詳しく聞けてよかった。(70代・女性)

・これからも今日の運動をサポートしたい。改めて思いました。(50)

・詳しい裏話が聞けたが新しい事実につながる報告はなかった。(50代・女性)

・とても分かり易い論点整理でした。(60代・女性)

・不起訴になっても国会での説明責任は果たすべきと考えます。検察は、国民の側でなく政権を守る立場なのだと思います。(70代・男性)

・私たちにとっては氷山の一角の出来事かもしれないが、私たち市民にとってはあまりにも非常識な利得行動。見えぬ部分も含めてきちんと審査をして欲しいと思います。立憲主義側からも。(60代・男性)

・時効の関係で検察審査会に2度申立てする時間がないように思えます。時効を止める手段はないのでしょうか?(60代・男性)

・時効があることがショックでした。早いうちに追い詰めないと。(30代)

・もっと甘利をおとす具体策を。(40代・男性)

・すばらしい、不起訴の経緯が良くわかって良かった。(50代・男性)

・あらまし課題につき大変わかりやすく解説いただいた。事実無根な陰謀論を開陳する会場コメントはすぐに止めさせた方が良い。イメージ悪化につながる。(50代・男性)

・わかりやすい解説でよかったです。(50代・女性)

 

2 野党4党によるパネルディスカッションについてのご感想、ご意見など

・シーズの代表、学者グループ小林節さんの参議員影響は?野党の結束が第一であると思う。(70代・男性)

・民進党が来られず残念でしたがとても良かった。このような時代が来たことに感激頑張りたい。(70代・女性)

・野党4党ではなかったのが残念。庶民が何に困っているかを知ることが大切と思います。知らないことを知ることができて良かったと思う。(50代)

・民進党からの出席がないのが気になります。野党共闘?(50代)

・せっかくの野党ディスカッションなので、野党の対話形式、一問一答形式の進行の方がわかりやすいと思った。(40代)

・みなさんのいい話をきけました。またこういう話を聞きたい。(60代・女性)

・野党共闘しっかり話し合って、絶対勝ってくれ。(60代・女性)

・社民党金子氏のお話は分かりやすく、知らない部分も多く参加してよかったです。野党共闘は良かったですが、統一名簿にならなかったのが本当に残念。(50代・女性)

・太氏の欠席が残念。長島、野田との関係からも信頼できない野党共闘の流れが見えてくる内容だった。(50代・男性)

・盛り上がらなかった。参加者はほぼ一杯であったが何故か。(70代)

・とても興味深く聞きました。(70代・女性)

・低レベル、民進党不参加。野党共闘は心もとない。(80代以上・男性)

・民進党の不参加は党の意気込みのなさを感じ失望した。他の3党は共闘できる要素が沢山あると思った。(60代・女性)

・民進党の欠席はいただけない。意欲がうすいのではないですか。(80代以上・男性)

・子供たちの軍事教育、教科書などによる洗脳教育です。原発すべて停止。日米協定の廃止。厚木基地の防音がますますヒドイ。朝7時から夜まで戦闘機が飛行している。

 (60代・女性)

・民進党は不誠実。お金の話は不要。その国会議員に出席してほしかった。(70代・女性)

・民進党の参加がなかったことが残念で、民進党そのものの存在が問われていると思う。(70代・女性)

・4党共闘しないとだめですね。(50代)

・民進党の参加がなかったのは残念。(50代・女性)

・各政党の意見、考え方を聞く機会を多く持ってもらいたい。選挙の際には、本日の様な演説会を開催することが必要と思っています。(70代・男性)

・公職選挙法は制限が多すぎます。変えるべき。全国の投票書で投票終了時間の繰り上げする所が増えているのは、もしかして投票率をさげるためでは?(60代・男性)

・非常に力強い言葉でよかったです。(30代)

・民進党はなにやっとる。(50代・男性)

・もっと自民に勝つための各党のコンセンサスを明確に。(40代・男性)

・とても良かった。民進党不在がとても残念。(50代・男性)

・民進党欠席が残念。(50代・男性)

・予想以上によかったです。民進党が来なかったことが残念。こうゆう機会をもっと持ちたいです。ぜひ続けていきましよう。(50代・女性)

 

3 本日の運営や当会へのご意見、取り組むべきことなど

・タックス・ヘイブン廃止で消費税廃止を。そのためであれば力になってもよいけど。

 (50代)

・明るい落選運動。報道される目新しいアピール。ポスティング。甘利はやめろパレード。

 (50代・男性)

・多くのザル法を改正に向けて働きかけることが重要ではないのですか。

80代以上・男性)

3.11以降国会前や官邸前には通っているが、地元の政治集会に参加したのは初めてであり、どのような人が活動しているのかが可視化された。(50代・男性)